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先生と話す子どもの”非認知能力”から、「大人」の”非認知能力”について考えてみた。

大澤彰浩ブログ

「非認知能力」。
社会情動的スキルとも呼ばれ、以下のようなスキルを含みます。
 1 目標の達成に必要な、忍耐力、自己抑制、目標への情熱
 2 他者との協働に必要な、社交性、経緯、思いやり
 3 情動の制御に必要な、自尊心、楽観性、自身

https://www.oecd.org/education/ceri/FosteringSocialAndEmotionalSkillsJAPANESE.pdf

先の読めないVUCAの時代。これまでの認知能力(学力など)だけではなく、非認知能力が重要と言われる。これは、何も子どもだけの話ではなく、私のようなサラリーマン含めた大人にも激しく当てはまるのでは、と思います。

目次

  1. 社会人に求められるスキル
  2. ナナメの関係
  3. 翻って、大人の非認知能力はどうなのか。
  4. 所属企業のソトと交流する。

社会人に求められるスキル

企業の採用ページには「求める人材」が定義されており、”コミュニケーション能力”や”自ら目標を設定しチャレンジできる”人材、という言葉が溢れている。

学校で学んだ国語や算数などの学科よりも、いわゆる体育会的な忍耐力、目標への情熱などの方が、実際問題必要だよね、という感覚は多くの社会人がが感じていると思います。

現在、weclipの活動として、先生トークライブを定期的に実施する中で、非認知能力について先生とディスカッションする機会があり、大人の我々にもとても参考になる示唆がありました。

ナナメの関係

それは、ずばり”ナナメの関係”の重要性です。
・先生と生徒の関係=縦
・同学年・同クラスの関係=横
・異年齢、異文化の関係=ナナメ →これが重要ではないかという示唆。

なるほど、なんとなくそういうことは重要なのかな、という思いはありましたが、改めて先生方から示唆を頂き頭が整理できました。

我々日本人は、小中高大と当たり前に学年分けされており、これに何の疑問ももたない人が多いと思いますが、世界は違うようです。

オランダのイエナプランに代表されるように、異年齢による学校教育がベースとなっている国もある。教室はリビングであるべき、ということで、学校や教室のイメージについても我々の発想とはかけ離れている印象。

一方、日本の小学校では、異年齢の取り組みをしている学校は数える程しかないそうだ。学習指導要領や、先生の人数など物理的な問題は多い。しかし、徐々にではあるが学校改革は進んでいくんだと思います。

翻って、大人の非認知能力はどうなのか。

企業の採用基準には、先ほどあったような非認知的スキルが置かれることが多い。そうした能力が社会で必要なので、子どもの非認知能力に注目が集まっているのだろうから当たり前なのだろうが。

では、これからの非接触、リモートワークの環境下で、モチベーションを持ち続けられる人材、社交性・コミュニケーション能力に優れた人材をどう育成するのか。

このヒントに、先ほどのナナメの類推がヒントになるのではと思います。
社会においては、日頃の上司、部下とは異なるナナメの関係(違う部署の先輩、違う部署の後輩、そもそも異なる企業や環境に所属する人)がそれに当てはまる。

所属企業のソトと交流する。

つまり、企業人が成長するには、社外とのナナメの関係を増やすことが、巡り巡って所属企業にとてもいいこととなるというのが私なりの仮説です。社外の交流を増やすと、企業から人材流出をするのではなど、リスクも懸念される。

一方、コロナにより交流機会は激減し、閉塞感を持つ人も多いのではないか。だからこそ、コミュニケーション機会、器という意義は大きい。

日々できること、長期的にやることは何か。
今すぐ解はないのだが、先生方との活動を通じて、日々の自分の業務にもフィードバックしてけるのはとてもいいことだと感じます。

大人になっても、先生から学ぶ機会があるのはとても貴重な機会である。

 

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【執筆者】大澤彰浩 Akihiro Osawa
ひとりのサラリーマン、ひとりの父親として、未来の子どもたちに残せるものを。
平凡なサラリーマンが事業開発にチャレンジする日々をありのままに。
weclip/日立製作所/明治大学/埼玉県立川越高校

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